転職先で大切にすべき5つのポイント

2021.02.23

転職活動中の皆様は理想の会社に内定をもらうことを目指して日々活動されているかと思いますが、転職先に内定をもらうことはゴールではなくスタートラインに立つということです。
せっかく苦労して内定を勝ち取っても、新しい職場で新たに仕事を覚え人間関係を構築していく中でつまずいてしまうとまた振り出しに戻ってしまいます。
そこで、今回は「転職者が新しい環境で仕事をする上で大切にすべき5つのポイント」をご紹介します。

1 第一印象が大事

まずは、どの業種・職種にも共通して言えることですが転職者は第一印象がとにかく大事です。
なぜなら、転職者は「新しい環境で人間関係にいち早く慣れる」ことが何よりも重要だからです。
第一印象が良い人はどのようなメリットがあるでしょうか?
始めに良い印象を持たれると、新しい職場の中で良いコミュニケーションが取れてスムーズに仕事や社内ルールを覚えることができます。
一方で、悪い印象を持たれてしまうとそれを挽回することはとても難しく、その後の仕事の進め方にも悪影響が出てしまいます。
では第一印象をよくするためには具体的にどのようなことを心がければ良いでしょうか。

  • きちんと挨拶する
  • 笑顔で接する
  • 職場の人の顔と名前を覚える
  • 積極的にコミュニケーションを取る
  • 話を真摯に聞く姿勢をとる
  • 報告、連絡、相談を大事にする

以上のように難しいことではなく、社会人としての基本的な行動や、能動的に新しい環境に溶け込もうとする姿勢を取ることが重要です。

2 新しい環境の理解に徹する

同じ業種・職種での転職でも、仕事のやり方が全く違ったり戸惑うことが多々あるでしょう。
少しでも早く自分のスキルを発揮し評価につなげるためにも、まずは新しい環境を徹底的に理解しましょう。
以下のような点は積極的に自分から情報を収集し、理解を深めましょう。

  • 企業理念
  • 仕事の進め方、やり方
  • 人間関係
  • 新しい職場ならではのルールや慣習

また、前職での仕事の進め方の方が正しいと思っても、まずは新しい環境でのやり方に従いましょう。
前職での知識を引けらかしたり、押し付けたりすることはNG です。

3 受け身ではなく積極的に

中途入社の教育制度が整っていなかったり、転職者の受け入れに慣れていない会社は意外と多いものです。
そのため、受け身の指示待ちでいると情報をつかむことが難しくなります。
明文化されているルールや慣習だけではなく新しい環境に身を置いているだけでは分からない、暗黙のルールなどもあります。
職歴や年齢に関わらずわからないことがあれば、恥やプライドを捨てて積極的に質問をしましょう。
その積極的な姿勢が周りからの良い評価につながります。

4 結果を出すことを焦らない

転職してすぐは、新たな職場で早く結果を出そうと焦ってしまうことが多いものです。
慣れていない環境で焦燥感を持って仕事をしていると、自分が思っている以上にストレスがかかり身体的にも精神的にも疲労が蓄積します。
「即戦力として期待されている分、早く結果を出そう!」と意気込むことは良いことですが
頑張りすぎて体調を崩してしまったり、空回りしてしまっては意味がありません。焦らず着実に進んでいきましょう。
なかなか成果が出ていなくても、努力をしている姿は必ず誰かが見ているものです。
また、一人で悩み続けるのではなく周りの人に相談し、自分の味方を多く作りましょう。

5 自己研鑽を怠らない

転職後は新しい環境で学ぶことが多くありますが、自分自身の能力や技術を鍛えて磨きをかけたり、知識を深める自己研鑽を怠らないようにしましょう。
通勤の時間や寝る前の少しの時間でも新しい学習をすることができます。
意味もなく習慣的についついスマホやTV を見てしまっていませんか?
趣味の時間を取ることはもちろん大事ですが、無意味に時間を過ごしているようであれば少しでも自分を磨く時間に充てましょう。
小さな時間の積み重ねで周りとの差が開きます。

まとめ

以上、転職者が新しい環境で仕事をする上で大切にすべき5つのポイントをご紹介しました。
転職先に内定をもらって働き始める際につまずいてしまうことの無いよう、これらのポイントを心に留めて転
職活動をがんばってください!